こんにちは!カエサルです!
ジビエ肉を皆さまに届けるために必要な方…そう!猟師さんです!
本日は、その猟師さんの近年の状況をお伝えしていきます!
近年、病気や高齢化で猟師さんの数が減ってきていると耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、実は他にも3点ほど理由があります。
(※「日本の狩猟者はなぜ狩猟を辞めるのか?」-狩猟の維持政策への提言-(2012)の論文より)
1.狩猟にかかる経費が高い
狩猟を行うには、狩猟税や猟友会への参加費がかかります。更に、3年に一度の技能検定費用、弾代などなど…狩猟するためにかかるコストは年間4~5万円程度。
そして、勿論、猟場へ行くためのガソリン代や車の維持費なども必要になります。
2. 銃刀法改正による規制強化により銃所持許可手続きが煩雑
銃を扱うとなると、様々な更新や手続きが必要になってきます。
それら手続きは平日の昼間に行われることが多く、うっかり行きそびれたという方も多数いらっしゃるそうです。
「免許の更新を失念した」という理由で、狩猟を辞めてしまった方も相当数いらっしゃるみたいですね(・_・;)
3. 残滓の処理が大変
『獲った獲物を解体したあと適切に処理しなくてはならない』ことを残滓(ざんし)の処理といい、法律で決められていることです。
この法律は、鳥獣法第18条に「鳥獣の放置等の禁止」、第19条に「適切な処理が困難な場合又は生態系に及ぼす恐れが軽微である場合」という項目があり、獲物の解体後にそのまま放置して他の動物(クマなど)が寄ってこないようにするため、また、景観を損なわないようにするためなどの理由があります。
この3点は猟師さんにとって、狩猟活動を続けていく上で大きな問題点となっているそうです。
1つ目の『狩猟にかかる経費が高い』は、近年、行政などが獲った害獣をジビエに回せる仕組みをつくりあげていっているので、わずかではありますが、猟師さんへ還元されています。
そして、猟師さんの高齢化問題については、若手を育てるという意味合いで、ベテランと初心者を繋ぐ取り組みもなされているようです。
少しづつではありますが猟師さんへの負担が軽くなるような取り組みは進んでいるみたいですね。
私たちにできることは、猟師さんが獲ってきた命を無駄なく頂く事なのではないかと思っています。
皆さんも、猟師さんへの力になるように、美味しいジビエ肉を食べてみてはいかがでしょうか?(^-^)
vicsでは引き続きジビエ肉をBASE上にて取り扱っております!
ご興味のある方は下記URLより遊びに来て下さい(^^)/
https://thevictoryways.com/shop/
本日も読んで下さってありがとうございました!!
参考資料