こんにちは!カエサルです!
本日は、『鹿の角の枝の相同関係』についてお伝えいたします。

これまで、枝⾓の分岐構造、つまり、各枝の相同関係を解剖学的に決定する⽅法がありませんでした。
この枝⾓の分岐構造の解析を京都⼤学⼤学院理学研究科 鮫島悠甫 修⼠課程学⽣ (研究当時)、松岡廣繁 同助教のグループが行いました。
研究グループは、「⾓溝」と呼ばれる⾓表⾯に並⾏的に⾛る多数のスジに着⽬しました。
この多数のスジは、⾓を成⻑させた⾎管の通り道で、これをカギに⾓の分岐構造の相同性を記述できると考えました。
そして、⾓の諸構造と頭蓋⾻との相対的な位置関係を⽰す同⼼円状の「ダイヤグラム」を開発しました。
※ダイヤグラムとは、多数の要素や値などで構成される情報を視覚的に分かりやすく表すため、幾何学的な図形などを組み合わせて作成した抽象的、模式的な図のことです。
このダイヤグラム上において、複数種間で位置関係が等しいものを相同な構造と認定しました。
また、相同な枝には名称を与えた上で、分⼦系統樹上において、枝の進化の歴史を復元しました。
結果、多くの種で相同な枝が特定され、複数の分類群で系統を反映する相同な枝が明らかになるなど、⾓の形態と系統分類との関係について、いくつもの重要な知⾒が得られたそうです。
この研究から、化⽯種の系統分類が進むことが期待されるとのことです。
これからが楽しみですね(^^♪
さらに詳しい研究内容などは末尾に参考資料として載せておきますので、もっと詳しく読んでみたいという方はそちらをご覧ください。
本日も読んで下さってありがとうございました!
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